2012年9月11日

SHARP AQUOS PHONE sv SH-10Dの比較評価

(背面は、ORANGEが黒の艶なし、ORANGE以外は艶ありです。)

【発売】2012年夏モデル
【キャリア】docomo
【重量・薄さ】138グラム・9.9-11.3ミリ
【画面】4.5型1,280x720px
【機能】お財布ケータイ、赤外線、ワンセグ、テザリング、防水・防塵など

AQUOS PHONE ZETA SH-09Dで省エネの為に使われてるメモリ液晶は、
メモリを参照する処理が増えたせいで若干、画面追従性が悪くなってますが、
このSH-10Dは、単純に大画面化を控える事でSH-09D並みの消費電力とし、
画面追従性に影響でない保守路線となってます。

ですからこの2台では一般的に、

・画面サイズを優先⇒SH-09D
・画面追従性を優先⇒SH-10D

と選べば良いでしょう。
(あとSH-10DはNOTTVに対応する代わりに、
  SH-09Dから少しずつ機能を削った様なモデルです。)

いま述べた通り画面の表示方式は異なりますが、
どちらも自然な発色の綺麗画面で、野外視認性にも優れます。
(「ホーム」や「戻る」などのキーも画面に含む為、
  表示領域スポイルするシーンはあるのでそこは要注意です。)

SH-09Dと重なる特徴も一応、整理しておくと、

通話音質の良さ、簡易留守録機能など電話としても充分
LTE対応機種としてはバッテリも持つ方
クレードルに置くと充電ついでにWi-FiでPCとデータ同期(するPCソフト付属)
イヤホンならバーチャル5.1chサラウンド使える
FM電波つかってSH-10Dの音楽をカーステレオ等に送信

などで、性能スペックは夏モデルとして標準的です。
(1.5GHzデュアルコア、RAM 1GB)
SH-10DのROMは8GBと少なめですが、最大64GBのmicroSDXCカードには対応します。

補足ですがは、大容量バッテリ(1,900mAh)+多彩な省エネ設定のお陰です。
筐体も熱くなり難いです。
(「技あり」モードと画面輝度の自動調整を併用すると、画面ちら付くかも知れません)

付属クレードルにはNOTTV/ワンセグ用アンテナも付いてます。
置くだけ充電のSH-09Dよりは、遥かに充電時間みじかいです。

背面カメラの出っ張りが気になるSH-10Dですが、
SH-09D共々カメラ画質はそれ程でもありません。(画素1,210万が裏目に出てます)