2012年2月7日

富士通 ARROWS μ F-07Dの比較評価


【発売】2012年春モデル
【キャリア】docomo
【重量・薄さ】105グラム6.7-8.5ミリ
【画面】4型800x480px
【機能】お財布ケータイ、赤外線、ワンセグ、テザリング、防水など

富士通東芝 ARROWS ES IS12F(au)のdocomo版といった感じですので、
そちらの記事との重複が多くなります。機能としての主な違いは、
スマホをモバイルWi-Fiルータに出来る「テザリング機能」
の追加です。

超薄型ながらシッカリ感ある筐体
携帯電話からの機種変でも違和感すくない通話音質・バッテリ持ち
NTSC比100%超の広色域ディスプレイ
無線LANルータ介してレコーダの録画番組をストリーミング再生可能
標準ソフトも充実

が特徴です。

のシッカリ感には、
画面のGorillaガラス、背面のスリ傷に強い塗装なども効いてます。
(今の所、黒筐体しかないので指紋めだつのが難点で、
  カバー装着では卓上ホルダが使えません。)

薄型にしてはスピーカー音質も良好です。
(サラウンド設定+ヘッドフォンならスマホとは思えない音が出ます)

の通話音質は「はっきりボイス」などの設定が功を奏します。

バッテリ持ちはシングル1.4GHz+RAM512MBだったり、
LTE非対応だったりのお陰であり、
薄型筐体な分、バッテリ容量も小さいですから
バッテリ持ち重視の機種には流石に負けます。

シングルと言っても1.4GHzあると、Android 2.3で使う限り
デュアル(現在の主流は1.2GHz)より使い易いと感じる人が多いでしょう。
もたつきを感じる事があっても原因の殆どがRAM512MBのせいです。
docomo Palette UI⇒NX!comfort UIへの変更をお勧めします。

はコントラスト、応答速度、視野角に優れる有機ELを採用し、
明るさ自動調整もありますから野外での視認性も問題ありません。

のストリーミングはDLNAを利用するもので、
最大640x480ドット、30fpsでの再生が可能です。
(Pana、東芝の現行中堅レコーダ、録画モード=持出用にて動作確認)

のソフトは最初からATOK入ってたり(手書入力も実用に耐えます)、
電子辞書として使えたり、Word、Excel、PowerPoint、PDF閲覧できたりと
入門には有難いですが、
内蔵容量が極めて少ないので新アプリ試す向きではありません。
(SDカードに移せるアプリは割と少なく、
  15MBも容量とってる「富士通モバイル統合辞書+」も移せません。)

一応、Wi-Fiと自社製ソフト「F-LINK」使って
PCとデータ送受信は可能です。