2012年4月3日

SHARP AQUOS PHONE SH-06Dの比較評価


【発売】2012年春モデル
【キャリア】docomo
【重量・薄さ】145グラム・11.8-12.2ミリ
【画面】4.5型1,280x720px
【機能】お財布ケータイ、赤外線、ワンセグ、テザリング、防水など


今月開局したスマホ向け放送局「NOTTV」に対応した唯一(笑)
のスマホです。(視聴には月額420円のサービス利用料がかかります)
NOTTVは放送エリアこそ限られますが、
一度見たらワンセグに戻れない「画質」ではあります。

この機種のその他の特徴としては、

自然な発色の綺麗画面
防水(IPX5/7)・防塵(IP5X)の堅牢設計
ブルーレイ・レコーダに録画した番組の視聴・持ち出し
付属ソフトも充実

などです。

画面の綺麗さは「鮮やか表示モード」にした場合の話で、
3D立体視にも対応し、立体感も中々です。
初期設定の「エコバックライトコントロール」ONでは
発色の良さは発揮されません。

は最大640×360ドット、30fpsで、
AQUOSブルーレイ(←マイナー機なので試してませんが)
に録画した番組ならSH-06Dでワイヤレス視聴できるそうです。

のソフトには、そこそこ使えるものが多く、スマホ初心者でも困りません。
同一Wi-Fi上のPCと写真・動画・音楽データを共有でき、
一日一回の自動転送で最新のお気に入りを持ち出す事も可能です。

iPhoneと対照的にアプリの機種依存が話題になるAndroidですが、
シャープ製スマホは割と素直ですから、
他社製スマホで動いてこの機種で動かないというアプリも少ないでしょう。

標準の文字変換も悪くなく、学習機能で使う程に良くなって行きます。
手書き入力にも対応します。

先発のAQUOS PHONE SH-01Dは、
殆どの人が片手操作可能な小型筐体に4.5型の大画面を詰め込んだ
特徴的機種ですが、
このSH-06Dは幅と厚みが僅かに増し、その代わりに
・1GHzデュアルコア⇒1.2GHz
・ROM 4GB⇒8GB
と癖は無くなっています。

バッテリ容量が小さいまま(1520mAh)なのは残念ですが、
通話音質は国内メーカーの中でも、かなり良好な部類で、
着信拒否、伝言メッセージといった通話機能も備えます。

ただNOTTV放送エリアの殆どがLTE対応エリアなので、
NOTTV見る為にLTE非対応のSH-06D選ぶ人がどれだけ居るかは疑問です。
Android 4.0への更新には逆に、NOTTVが足枷となるでしょう。

SH-01Dで言われてる「ガガガ問題」ですが、
私が検証中のSH-06Dでは未だ出ていません。